中央最低賃金審議会が今年度の地域別最低賃金額改定の目安について取りまとめ、公表しました。
仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合、最低賃金の全国加重平均で時給1,118円(上昇額63円)、全都道府県の最低賃金が1,000円を超えることになる予定とのことです。
各都道府県の引上げ額の目安については、各都道府県の経済実態に応じて全都道府県をABCの3ランクに分けて提示されており、Aランク63 円、Bランク 63 円、Cランク 64円となっています。
【最低賃金制度】
最低賃金制度は、最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。最低賃金は毎年見直され、10月頃に改定されます。
【最低賃金の種類】
最低賃金には、「地域別最低賃金」と「特定最低賃金」の2種類があります。
〇地域別最低賃金
産業や職種にかかわりなく、都道府県内の事業場で働くすべての労働者とその使用者に対して適用される最低賃金として、都道府県毎に定められている最低賃金
なお、地域別最低賃金及び特定最低賃金の両方が同時に適用される場合には、使用者は高い方の最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないことになっています。
〇特定最低賃金
特定の産業について制定されている最低賃金
▼詳細は厚生労働省ウェブサイトをご覧ください。
・令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について
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